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肝斑の内服薬治療

シミにもいろいろありますが、その中でも肝斑(かんぱん)は、顔にあらわれる淡褐色のシミ(斑)で、額、ほほ骨のあたり、口の周辺に左右対称に広がるように生じます。この肝斑の治療法としては、いろいろと方法がありますが、中でもいちばん効果的といわれているのが、内服薬による治療です。

皮膚科医がもっとも多く処方するのは「トラネキサム酸」といわれています。トラネキサム酸は、色素沈着抑制効果をもつ内服薬で、肝斑に効果を発揮すると考えられています。色素のもとであるメラニンをつくり出す肌のメカニズムにはたらきかけ、内側からシミを抑え、改善を促す働きがあるようです。実は、毛細血管が発達している顔の皮膚に有効成分を届けるには、内服薬が効果的のようです。トラネキサム酸を内服して治療した場合に効果が出るのは、だいたい4〜5週間が目安。

このトラネキサム酸は保険適用外となっています。トラネキサム酸は、シミ治療のほか、止血作用があるともいわれています。また、アレルギーや炎症反応にもかかわっており、湿疹やじん麻疹、のどの赤みや腫れ、口内炎などにも処方されています。

肝斑が薄くなってくると、逆に・・・

肝斑の治療の際は、症例によっては、トラネキサム酸とビタミンCやビタミンE、ハイドロキノンなどの美白外用剤を組み合わせることもあります。最近では、第一三共ヘルスケアから一般用医薬品としては初の「トランシーノ」という薬が登場し、薬局で発売されています(トラネキサム酸配合)。

内服薬で肝斑が薄くなってくると、逆にほかの種類のシミが目立ってくるケースが。そのような場合は、肝斑の治療が済んでからほかの種類のシミの治療にあたりましょう。逆の順で治療をしてしまうと、肝斑が悪化するケースもあります。

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